ソフトテニスの試合のルール!ファイナルゲームの進め方!

ソフトテニスについて
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この記事は・・・
  • ソフトテニスの試合で行う、ファイナルゲームのルールについて書いています
  • 初心者の方でファイナルゲームの、特にサーブ・レシーブがよくわからない方は是非読んでみてください

 

ソフトテニスの試合では、あらかじめ試合に勝つために必要なゲーム数が決められています。

たとえば・・・

  • 5ゲームマッチでは、3ゲーム
  • 7ゲームマッチでは、4ゲーム
  • 9ゲームマッチでは、5ゲーム

と、なっています。

ところが、お互いがあと1ゲーム取れば必要なゲーム数に達するケースがあります。

たとえば・・・

  • 5ゲームマッチでは、ゲームカウント2-2
  • 7ゲームマッチでは、ゲームカウント3-3
  • 9ゲームマッチでは、ゲームカウント4-4

このようなケーでは、ある特別なゲームが始まります。

それがファイナルゲームです!

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ドキドキが止まらない!ファイナルゲーム特別ルール

ファイナルゲームは、まさにそのゲームをとったチームが試合に勝利する最後のゲームになるので、それまでのゲームと比べ緊張感が数段増します。

ファイナルゲームのルール

ファイナルゲームが、それまでのゲームと異なるのは、緊張感だけではありません。

ルールも若干変わっています。

7ポイント先取

通常のゲーム

先に4ポイント獲得したペアがそのゲームの勝者となり、ゲームを獲得します。

ファイナルゲーム

4ポイントではなく、7ポイント先取した方がゲームの勝者となります。つまり、約2ゲーム分のポイントを競うことになります。

サーブ・レシーブが入れ替わる

通常のゲーム

ゲーム中にサービス側とレシーブ側が入れ替わることはありません。

そのゲーム中は、一方はサーブを打ち続け、一方はレシーブをし続けます。

ファイナルゲーム

ファイナルゲームでは、2ポイントごとにサービス側とレシーブ側が入れ替わります。そのため最短の7-0で決着がついたとしても、必ず一人一回はサーブがまわってきます。詳しい流れは後述します。

プレーコートが入れ替わる

通常のゲーム

ゲーム中に、お互いがプレーするコートが入れ替わることはありません。コートチェンジは、

1、3、5、7ゲーム

といった奇数番目のゲームが終わったところで実行します。

ファイナルゲーム

ファイナルゲームでは、ゲーム中にサーブ・レシーブ同様プレーコートも入れ替わります。コートチェンジのタイミングとしては、

2、6、10、14・・・ポイント目

が終わったところになります。詳しい流れは後述します。

どんな展開でファイナルゲームになる?

繰り返しになりますが、ファイナルゲームはお互いがあと1ゲーム獲得したら勝敗が決まるという場面で行われるので、当然緊張感が高まります。しかし、そのファイナルゲームを、どんな試合展開で迎えたかによってドキドキの質が変わってきます。

お互い1ゲームづつ獲得していった

ほぼ互角の競技力を持ったペア同士の戦いによって、お互い1ゲームづつ獲っていった場合です。

ゲームカウント1-0、1-1、1-2、2-2、3-2、3-3、ファイナルゲーム

といった具合です。

こういうケースでは、まさにシーソーゲームがファイナルゲームに持ち越され、ポイントも一進一退となります。

さらにファイナルゲームのデュースとなることもあり、まさに紙一重で勝敗がつくことになります。

一方があと1ゲームまで迫っていたのに、追いつかれた

どちらか一方が立て続けにゲームを獲得していき、あと一歩でマッチというところで、もう一方に追いつかれてしまう場合です。

ゲームカウント1-0、2-0、3-0、3-1、3-2、3-3、ファイナルゲーム

といった具合です。

こうなると、断然後半追いついたペアの方が楽な気持ちでファイナルゲームを迎えることができます。

追いついた勢いのまま、すんなりと勝敗を決してしまうこともあります。

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ファイナルゲームの進め方

それでは実際にどのようにゲームを進めていくのかを見ていきましょう。

ここでは仮に、青チーム対赤チームの試合を想定します。

ゲームカウント2-2、これからファイナルゲームが始まるところです。

ファイナルゲームの流れ

審判のコール

『ゲームカウント2(ツー)オール!ファイナルゲーム!』

の合図でスタートします。

『ゲームカウント2(ツー)オール』の2(ツー)の部分は、7ゲームマッチの場合は3(スリー)、9ゲームマッチの場合は4(フォー)となります。

 

直前のゲームが赤ペアサーブだったので、サーブは青ペアからとなります。プレーコートは直前のゲームのままとなります。

サーブを打つプレーヤーは青ペアのどちらからでも大丈夫ですが、一度決めた順番はゲームの途中では変えられません。ここでは仮にプレーヤーAからのサーブとします。

1、2ポイント目

プレーヤーAが2本サーブを行います。

2ポイント目が終わったところで、 『チェンジサイズ』 となり、サーブ権が青ペアから赤ペアへ移り、プレーコートも入れ替わります。

3、4ポイント目

コートが入れ替わり、奥が青ペア、手前が赤ペアとなっています。

サーブは赤ペアのどちらかが打ちます。順番はゲームの途中では変えられません。ここでは仮にプレーヤーCがサーブを打ちます。

プレーヤーCが2本サーブを行い、4ポイント目が終わったところで、サービス権が赤ペアから青ペアに移ります。

今度は、 『チェンジサービス』 となり、プレーコートは入れ替わりません。

5、6ポイント目

コートは変わらず、奥が青ペア、手前が赤ペアとなっています。

サービス権が青ペアに移っています。

先ほどはプレーヤーAがサーブを打ったので、今度はプレーヤーBがサーブを打ちます。

プレーヤーBが2本サーブを行います。

6ポイント目が終わったところで、 『チェンジサイズ』 となり、サーブ権が青ペアから赤ペアへ移り、プレーコートも入れ替わります。

7、8ポイント目

コートが入れ替わり、奥が赤ペア、手前が青ペアとなっています。

サービス権が赤ペアに移っています。

先ほどはプレーヤーCがサーブを打ったので、今度はプレーヤーDがサーブを打ちます。

プレーヤーDが2本サーブを行い、8ポイント目が終わったところでサービス権が赤ペアから青ペアに移ります。

今度は、 『チェンジサービス』 となり、プレーコートは入れ替わりません。

この時点で、この試合に参加している4人すべてのプレーヤーがサーブを打ったことになります。

9、10ポイント目以降・・・

コートは変わらず、奥が赤ペア、手前が青ペアとなっています。

サービス権が青ペアに移り、再びプレーヤーAのサーブとなります。

2本サーブを打ち、10ポイント目が終わったところで 『チェンジサイズ』 となり、サービス権が移り、プレーコートも入れ替わります。

以下、この流れを繰り返します。

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ファイナルゲームまとめ

いかがでしたか?

ファイナルゲームは、サーブやコートが入れ替わるなど、通常のゲームとは異なる点がいくつかあります。

慣れないうちは非常に混乱します。

見ている方もソフトテニス経験者でなければサッパリ理解できません。私も子供達の試合を初めて見に行っていた時は、ずいぶんグルグルとコート変わるんだなぁと思いながら眺めていたものです。

ただ、ちょっと試合経験を積めばあっというまに覚えてしまうと思います。

 

また、ファイナルゲームには独特の緊張感もあります。この雰囲気に飲み込まれないよう強い気持ちで戦ってください!

 

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    わかりやすい!